独立する前の準備ポイント

エンジニアの中には、今後独立してフリーとして活動したいと思っている人もいるでしょう。しかし、やみくもに独立してもなかなかうまくいきません。フリーエンジニアとして独立を成功に導くためには、いくつか準備しておくべきポイントがあります。

フリーエンジニアとして活動するにあたって、何か手続きが必要ではないかと思う人もいるかもしれません。特別な手続きがなくても、フリーエンジニアとして活動することは可能です。その際には、税務署に開業届を出しておくといいでしょう。正式な屋号を決めて働けるので、取引する際に先方の信用を得やすくなるメリットがあるからです。

フリーエンジニアとして独立する事前準備として、青色申告承認申請書を提出しておきましょう。独立してフリーになる場合、確定申告など税務の処理も自分で行わないといけません。申告には白色申告と青色申告がありますが、青色申告だと最大65万円の控除が受けられます。また、赤字を3年先まで繰り越せるので、節税対策もできます。

確定申告に関連しますが、会計ソフトの導入も独立前の準備として進めておくのがおすすめです。会計ソフトの使い方をマスターしておけば、確定申告の前にあたふたする心配もなくなります。最近ではクラウドサービスの会計ソフトも出てきているので、インストールする必要がありません。会計ソフトをインストールすることにより、パソコンの動作が重くなる心配もないです。このように、独立の際には必要な準備を進めることが大事です。